自己紹介
仙道作三(せんどうさくぞう)
作曲家・演出家・エッセイスト

1945年(昭和20年)秋田県羽後町の農家に生まれ。1960年(昭和35年)中学校卒業後集団就職で上京。葛飾区の印刷機械製造業の職工として働き、通信教育で機械設計を学ぶ。

1964年、19歳でクラッシックギターを習い始める。1966年、禁じられた遊びで有名なナルシソ・イエペスのギターリサイタルを日比谷公会堂で聴き、プロの道を目指す。音楽理論を独学する。1968年、工場を辞めアルバイトをしながらギターの修行に専念する。

1970年、ギター教室を開校する。

1971年、東京芸術大学教授作曲家柴田南雄氏の押しかけ門下生となり、音楽理論を4年間学ぶ。同時にピアノを独習。西洋史、日本史、哲学、宗教史、英語、古典文学、現代詩、俳句、短歌、書道、絵画、彫刻など、あらゆるものを学び教養を身につける。

1974年、青山タワーホール他でギターリサイタルを開催。

1975年、作曲理論を柴田南雄氏に4年間学ぶ。1977年、フルートソロ挽歌が村松フルートデビューリサイタルで演奏される。

1978年、フルートとギターのための3つの対話の上演。柴又帝釈天本尊出現200年記念委嘱作品オラトリオ「インドラ讃歌」の上演を期に柴田南雄氏の元を卒業する。
以後、仏教哲学、インド美学を学び、ニューヨークやパリへ遊学し研鑽を積む。
※作曲家になる伏線。秋田の僻地の山や木々や風や小川や民俗や、恵み豊かな自然環境が心を作り、幼い頃から民謡や郷土芸能の中で育ち、音楽や絵や体育が得意だった。

1978年以後は、「作品紹介」を参考。
テーマを持った作品と共に歩んだ人生が、窺えるとのではないかと思われる。

2006年から2011年まで、岡山県津山市、津山≪風と光と心の劇場≫実行委員会指導者として、新作ミュージカル「銀河鉄道の夜」(津山編)原作・宮沢賢治、台本・実行委員会を企画、2008年3月作曲完了予定にて作曲中。その間、9月19日「星を観る会」、10月13日、会場・美作大学、新作ミュージカル「制作発表会」にて、ミュージカル台本の朗読劇「銀河鉄道の夜」を発表予定。出演、美作大学学生、学長、准教授、教員。

2009年以後、仙道作三「時代の巨人シリーズ」として、宮沢賢治、与謝野晶子、松尾芭蕉、樋口一葉、小林一茶に取り組む。
仙道の作品は、仏教哲学とインド哲学に裏づけされ、輪廻の思想を中心に置きなが、地球環境と言う大きなテーマを背景に持ち、オペラやミュージカルや地域活性化に一役を担っている。
地域創造と活性化関連担当事業。
1982年以後、千葉県松戸市、流山市、柏市などの青年講座、婦人講座などで音楽ゼミナール、生涯学習大学、環境問題、文化講演、シンポジウムなどの講師を数多く務める。

1984年以後、千葉県松戸市において、「地域文化の目覚め」コンサートシリーズを開催。

1987年、千葉県柏市において、環境オペラ「手賀沼讃歌」を上演。
以後、92年と2000年に開催、NHKテレビや天声人語に取り上げられ全国に広まる。

1988年から1991年まで、松戸電話局管内で、ときめきコンサートを毎月3年間36回担当する。

1991年から2000年まで、埼玉県管内でNTTときめきコンサートを毎月10年間120回担当する。

1993年〜2005年まで、秋田県琴丘町(現三種町)の文化人招へい条例第一号として「縄文ページェント」(通産省支援事業)を12年間担当。全国の話題となる。

1999年から2004年まで、岡山県勝北町(現津山市)の文化芸術監督に就任。文化庁「文化の町づくり事業」で、市民ミュージカルの制作と指導をする。

1999年から2001年まで、秋田県羽後町「合唱の里づくり」(文化庁支援事業)芸術監督に就任。制作と指導を担当する。

2002年、地球環境をテーマとした水の交響詩「利根川322」のCDを発表。以後、国土交通省主催で、利根川風景ハイビジョン映像との生演奏とのコラボレーションを一都五県で巡回。

2006年から2011年まで、岡山県津山市、津山≪風と光と心の劇場≫実行委員会指導者として、新作ミュージカル「銀河鉄道の夜」(津山編)原作・宮沢賢治、台本・実行委員会を企画、2010年11月、岡山国民文化祭にて発表。
現在進行中の事業。
「東北・大地をゆく」の本の発表と「東北の人たちへ送る哀歌」の発表準備。
受賞歴
1978年 合唱指揮者協会作曲コンクールで《兼好語録》が入選。
1990年 《手賀沼讃歌》で、第3回ヌーベル文化賞。
1993年 《注文の多い料理店》で第3回「宮沢賢治賞奨励賞」を受賞。
1995年 《縄文ページェント》で、「地方自治奨励賞」、97年「第11回町づくり賞」。
1998年 「自治大臣賞」。2002年「秋田県芸術選奨」、2003年「内閣官房長官賞」。
2002年 《黒媛物語》で、岡山県芸術祭特別賞。